スタッフ全員に読ませたい話。斬新さはありません。でも「できている」と自信持って言える人はあまりいないのではないでしょうか?
ストーリー
廃止寸前のコンビニエンスストアで働く副店長のヒロイン。近所にライバル店ができて、売上が急降下します。廃店の危機が迫る中、マニュアルを徹底して、何とか売上回復を狙いますが、まったく成果が出ません。それどころかどんどんジリ貧になっていきます。そこに現れたのが67歳のアルバイトのオバチャン。動きはのろいし、しょっちゅうトイレに行き、マニュアルも守りません。しきりにお客さんのおせっかいを焼きます。しかし、このオバチャン、お客さんの心をつかむのがうまい。オバチャンが来てから、少しずつ売上が上向き始め……。おせっかいな「コンビ二の女神様」が巻き起こす奇跡に号泣必至。すべての働く人が元気になるビジネス小説です。
–出典:Amazon
特に号泣はしません。
MBAを取得した菜々緒風(僕の勝手なイメージ)美人副店長と彼女のおじいちゃん、そして急に現れたおばちゃんアルバイトが主要な登場人物。
のろくて、お節介をやくオバチャンに対して菜々緒風美人副店長はおばちゃんのことが大嫌い。しかしそんなおばちゃんが結果を出しちゃう。
そこでオバチャンを手本に菜々緒風美人は”お節介な”菜々緒風美人へを変わっていく。
そして徐々に売り上げが上がっていくというストーリー
感想
かなり読みやすいビジネス書。
ECサイトを運営する会社に勤めている僕としては、スタッフ全員に読ませたい話。
斬新さはありません。でも「できている」と自信持って言える人はあまりいないのではないでしょうか?
おせっかいを恐れていては、親切はできんのかもしれん。おせっかいを覚悟すると、いつの間にか親切との境目 が見えてくるんじゃないかな
志賀内 泰弘. なぜ、あの人の周りに人が集まるのか? 仕事もお金も人望も、すべてが手に入る「大切なこと」 (Kindle の位置No.607-608). . Kindle 版.
これは、菜々緒風美人副店長のおじいちゃんの言葉。
老若男女、様々な人が利用するコンビニでの接客に悩んでいた菜々緒風美人副店長にかけた言葉です。
この一言がこの本の全てを物語ってます。
喜んでもらったり、感動してもらったり、そんな接客をするにはお節介をたくさんし
たくさん失敗して、お節介と親切の境界線を見極める
お節介になること(失敗)を恐れていては感動は生まれない。
1,200円する本ですが、
Amazonプライム会員だと今なら無料で読めちゃいます。
BtoCだけじゃなく、プレイベートでも参考になる本ですよー。