昔から欲しかった本。山小屋でしか手に入らなかった本。今は街で手に入ります。買っちゃった「黒部の山賊」
山が好きならきっと楽しめる本。ドキドキワクワクさせられる。
小説とかそんなんじゃなくて、山岳史の資料的な読み物。
ストーリー 黒部の山賊
北アルプスの最奥部・黒部原流域のフロンティアとして、長く山小屋(三俣山荘、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘)の経営に携わってきた伊藤正一と、遠山富士弥、遠山林平、鬼窪善一郎、倉繁勝太郎ら「山賊」と称された仲間たちによる、北アルプス登山黎明期、驚天動地の昔話。
また、埋蔵金伝説、山のバケモノ、山岳遭難、山小屋暮らしのあれこれなど、幅の広い「山の話題」が盛り込まれていて、読む者をして、まるで黒部の奥地にいるような気持ちにさせてくれる山岳名著の一書です。—Amazonより
山小屋の経営者「伊藤正一」さんと山賊たちが経験した山の魅力(美しさ・残酷さ)を語った山岳資料。
昔、山では実に面白く不可解な出来事が頻繁に起こっていた。
感想 黒部の山賊
昔の山に登ってみたかった。だってカッパがいるんですよ?それにタヌキが人間を騙すんです。そして人を殺してしまう。
そんな彼らは今どこに行ってしまったんだろう?多分我々が弱っている時にふと現れるんだろう。
この本を読んでいればタヌキやカワウソなどの獣に襲われそうに(騙されそうに?)なった時に対処ができます。
ふふふ。おもしろい。
さらに北アルプスを歩いた経験が有れば知ってる山の名前がバンバン出てくるので、さらに山に対する好奇心が芽生えるでしょう。黒部の山賊を読んでから山に入ると、ついつい埋蔵金に気持ちが持っていかれ遭難しないように注意しましょう。騙されますよ?